冬の東北温泉紀行(1)

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 年末年始には帰省する予定であるが、2歳に満たない子供を連れての帰省は大変だ。年内は人も多いし飛行機の値段も高い。帰省は元旦の超割を使い、以前より行きたかった冬の東北地方の温泉に行きたいと考えていた。本当は乳頭温泉に行きたかったが予算等の関係で断念。会社の保養所契約をしている湯瀬ホテルを 問い合わせると、年末年始は予約可能だったので12月30日から2泊3日で予約した。帰省の飛行機も元旦超割を早々と先行予約で予約を済ませた。一番厄介 だったのがJRの東北新幹線の切符。当然帰省ラッシュな訳で予約がなかなか取れない。小さな子連れでなければ指定席で無くても良いのだが、年末の帰省ラッ シュの時期でもあるので指定席を確保したかった。結局12月30日は諦めて12月31日出発とすることで東北新幹線の指定席が確保できた。
 大晦日の朝、慌ただしく準備を完了し、駅まで歩いて行き仙台方面の電車に乗る。大甕駅でスーパーひたち7号に乗り換え仙台へと向かう。車内は帰省と思わ れる人でほぼ満席だ。車窓から外を眺めるが、雪景色を楽しむ程雪は無かった。息子は電車で大喜びだが、3時間弱夫婦交代で膝の上に抱っこしているのも結構 大変だった。

 お昼過ぎに仙台駅に到着。ここで昼食をとり、東北新幹線乗り換えだ。仙台といえば牛タン。昼食は、駅近くの日乃出興業ビルの喜助に 入った。数名並んでいたが、すぐに席について食べることが出来た。食後、おむつを交換したりして新幹線の出発時刻を待った。やまびこ13号に乗り盛岡を目 指す。仙台を出たあたりから車窓からは本格的な雪景色となった。新幹線の車内はこれまた帰省と思われる人々で指定席の通路にまで乗客が溢れている状態だっ た。1時間弱で盛岡に到着した。 
 盛岡駅から湯瀬ホテルまでの交通は、JR花輪線を用いるか高速バスを用いるかだったが、 JRはローカル線で余り本数が無かったので「みちのく号」という高速バスを利用した。盛岡駅を出発し、東北自動車道に入ったが、天気は穏やかだった。路面 も車が通る部分のみアスファルトが見えている状態で特に徐行することなく時間とおり進む。目的地に近づくにつれ曇りの天気になってきたが、雪が降っている ようなことはなくほぼ予定とおり到着した。

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